名護市制50周年を彩る泡盛「75Majun」
名護市内の3つの蔵元インタビュー!
今年は名護市が誕生して50周年をむかえる節目の年。
このおめでたい年にまもなくリリースされる泡盛「75Majun」に携わった名護市内の3つの蔵元、「ヘリオス酒造」、「津嘉山酒造所」、「龍泉酒造」のみなさんのお話をうかがいました。
Q1.どういったきっかけで泡盛「75Majun」は発足したのですか?
今年は名護市制50周年という節目の年、私たち名護の地酒を作っている泡盛メーカーとしても何か盛り上げられることはないか? という想いでプロジェクトが発足されました。
同じ街に3つの酒造所があるのは、他の地域でもあまり見られません。これは豊かな水源のある名護ならではです。そこもアピールしたい、という狙いもありました。
Q2.泡盛作りのなかで心がけたことは?
地酒の泡盛をブレンドするのはめずらしいこと、私たち3つの酒造所としても初の企画、味の完成図のようなものはないなかでのスタートでした。
それぞれの代表銘柄の原酒30度をブレンドし、いかにして味がなじむのか試行錯誤を重ねました。
ただ等分に混ぜ合わせたのではなく、原酒のもつ個性を活かして、バランスをみながら、味を作り上げていきました。 芳醇な香りと、甘みを感じられる柔らかな泡盛になっていると思います。
Q3.それぞれの泡盛の個性、おすすめの飲み方とは?
津嘉山酒造所 2人のスタッフで切り盛りする酒造所。建物は国指定文化財で、観光名所としても知られています。代表銘柄の「国華」は昔ながらのオーソゾックスな味わいで、水割りで「3:7」で飲むのがおすすめ。
龍泉酒造
仕込みを丹念に、時間をかけるのが特長。時代の変化にともなって、万人受けするような泡盛作りを目指しています。代表銘柄の「龍泉」は、ロックで「1:1」。氷が溶けかけた頃合いに口にすると、口当たりもまろやかに。
ヘリオス酒造
名護市許田エリアの山の麓にあり、泡盛は天然水仕込み。代表銘柄の「轟」は戦後に惜しまれつつ廃業した地元の愛され系蔵元、名護酒造所の「轟」の復刻版なのだとか。一般酒ながら古酒のような熟成感あふれる仕上がりが特長で、ロックはもちろん、ハイボールや炭酸水で割っても美味。
Q4.ラベルデザインについて教えてください
名護の語呂合わせで「75」、あとは「一緒に」ということはを意味する「Majunマジュン」をキーワードにして、当サイト「ナゴラブ」や各所で一般公募、39ものデザインが集まりました。観光協会や商工会などで投票を行って選出したデザインを採用しました。
ラベルにはなごんちゅが愛する山羊や琉球在来種のアグー豚といった特産品、ヒンプンガジュマルといった観光名所など市民にとってなじみ深い要素がいっぱい詰め込まれて描かれています。
手書き風の紅型ではなく、ポップなデザインにすることで若々しく華やかな印象になるように、そして3つの酒造所の泡盛ロゴを取り入れることで、一見して名護の酒造所のブレンド泡盛だということを分かりやすく表現しています。
Q5.「75Majun」はどこで買える?
名護市内のみでの販売です。
名護市内のコンビニエンスストア(ローソン、ファミリーマート、セブンイレブン各店)
スーパー(サンエー、かねひで、イオン名護店、マックスバリュー名護、Aコープモーレ、MEGAドン・キホーテ名護店、ビックワン名護店、コープ沖縄)
道の駅各所(道の駅許田、羽地の駅やんばるたまご、わんさか大浦パーク)
ナゴグローサリーストア(名護市営市場内) 酒のアイランド名護店、知名商店、崎浜商店、与儀商店、宮城酒類販売所、やんばる酒店
Q6.いくらで買える?いつから買える?
価格は1100円(税抜) ※基本は化粧箱無し。化粧箱付きは限定3000本のみ。
販売は2020年7月5日、「ナゴの日」にあわせてスタート!
華やかな泡盛が店頭に並ぶ光景が今から待ち遠しいですね。なごんちゅだけでなく、ナゴラブな人は迷わずゲットしましょう!
酒造所情報
津嘉山酒造所
沖縄県名護市大中1-14-6/0980-52-2070
ヘリオス酒造
沖縄県名護市許田405/0980-52-3372
龍泉酒造
沖縄県名護市字仲尾次222/0980-58-2401
最新の記事
LATEST ARTICLE