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菊から始まり、ヒトからコトへ。友好都市枚方にて、やんばる名護ちむどんどんフェア開催!

2022.09.12
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名護の友好都市である大阪府枚方市で、8月20日〜21日の2日間「やんばる名護ちむどんどんフェア」が開催されました!



やんばる名護の美味しい楽しい特産品をはじめ、観光の魅力、文化や暮らしの紹介、大阪大正区の皆さまのエイサー演舞や民謡披露など盛りだくさん。

会場である枚方駅前のT-SITE 枚方がやんばるで溢れた2日間でした。



枚方市と名護市の歴史って?


枚方市と名護市のつながりの始まりは1986年。

名護市の特産のひとつでもある「小菊」を使った地域おこしを考えていた名護市が、枚方市の菊人形を視察し、2年後に名護菊人形展を開催。以来、交流が始まりました。

枚方市の菊人形は、1910年に行われた「ひらかた大菊人形」展を起源とした100年以上続く伝統文化。

職人の高齢化や後継者不足などのため一度閉幕するも、伝統を継承しよう!という有志のメンバーにより現在でも繋がれている大切な文化の一つです。

菊は枚方市のシンボルでもあります。


そんな枚方市と名護市はこの「菊人形」の繋がりを背景に1997年、友好都市として交流がスタート。

その後も物産やラグビーを通した交流をゆるやかに続けてきましたが、コロナ禍で低迷した観光産業を今一度盛り上げるべく、両市の観光・経済交流の発展に向け開催が決定。


この実現には、枚方市・名護市の「ヒトとヒト」が繋がり、両市の未来を見据えた「コト」をおこそうと枚方市観光にぎわい部の皆様が立ち上がってくださったことが背景にあります。


名護からは名護市長をはじめ、名護市商工会、名護市観光協会と市をあげて枚方市へ。

そして受け入れてくださった枚方市も市長、副市長をはじめ、観光にぎわい部の皆様、T-SITE枚方の皆様とたくさんの方が迎えてくださいました。


オープニングセレモニーでは、

やんばるの健康長寿のシンボル「シークヮーサー」と名護市の花木でもある「寒緋桜」の苗木に両市長がそれぞれの土地の水を注ぐ「水合わせの儀」、

名護の三酒造所の泡盛を混ぜ合わせ一つの泡盛に仕込む「泡盛仕込みmajunの儀」を実施。

両市の今後の交流とますますの発展を願い、観客の皆様と一緒にカチャーシーを踊って開幕!

賑やかな始まりです。


名護の美味しい楽しい特産品


会場1Fでは、名護の4事業所が集まり物産展を。

パイナップルやシークヮーサーなどの青果をはじめ、島とうがらし、パパイヤなどやんばる産の作物を使った加工品や屋我地ブルーで華やかなやちむんなどが並び名護の物産の魅力をPR。

名護市商工会による抽選会も行われ、2日目には完売する商品もあるほど盛り上がりました。

大阪県人会や京都県人会の方々も多く訪れてくださり、沖縄の雰囲気を感じていただけたようです。


盛りだくさんのイベント


4Fイベントスペースには、名護の観光・文化・暮らしをあしらったタペストリーが飾られ、旅行社向けの観光説明会や、やんばる名護の草花を使った「花あそび体験」ちむどんどんする「名護泡盛講座」など様々なイベントを実施。


未生流笹岡師範川口志秀氏による「花あそび体験」では、屋我地島のAtelier43のやちむんを花器に参加者のみなさんが想い思いのやんばるの草花を生け、楽しまれていました。

また、民具もあしらった生花の大作もご用意くださり、会場がさらに華やかに。


「名護泡盛講座」では関西在住の泡盛マイスター伊藤薫氏、内田充・直美夫妻をお招きし、基本的な泡盛講座はもちろん、名護の3つの酒造の紹介や泡盛試飲会を行なっていただきました。


また、文化トーク交流セッション「地域と演劇」では、枚方と名護それぞれの地域での演劇の活動紹介、名護の偉人「宮城鉄夫」を題材にしたミニ一人芝居も行われ会場を沸かせました。


イベントに物産展にと盛りだくさんであっという間の2日間でした。

約40年前に”菊”から始まった、枚方市と名護市の交流。

また新しい1ページが刻まれました。

今回を機に枚方市と名護市がますます発展するよう、更なる交流を深めていきたいと思います。


主催:名護市、名護市観光協会、名護市商工会

協力:(一社)やんばるナゴラブ、枚方市、関西おきなわ楽しみ隊

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