今話題の寿司ケーキのお店は、こだわりの鮮魚が魅力の人気店。
広々とした清潔感のある店内と、明るい声で出迎えてくれるのが
名護の人気スポットのひとつ、許田の道の駅の並びに
2021年1月9日にオープンした海産物料理『ぬちぐすい』さん。
家族で営まれており、お昼時には地元の人も多く利用し賑わっている。
今回はすでに人気店になっている『ぬちぐすい』さんにお話を伺いました。
料理人の道35年の大ベテランの店主
オーナーの儀間安男さんは料理人の下積みを経て、名護市内の沖縄料理のレストランで
約30年海鮮を中心に腕を振るってきた大ベテラン。
男らしい見た目とはギャップのある繊細な包丁捌きと丁寧な仕事は、見ていても気持ちが良い。
長年勤めてきたレストランを30年という節目で退職し独立。
お店の内装など、できることはご家族でやりながらお店作りをされたそう。
コロナ禍でのオープンということもあり、お店の形態やコロナ対策など、準備含め大変なことが多いことは
想像されますが、お店について楽しそうにお話をしてくださる儀間さん。
お店の一番のこだわりは?と聞くと「とにかく鮮魚が好きな人に来てほしい」とのことで、
自慢の新鮮な魚は全て地元名護の鮮魚店から仕入れているというこだわり。
父の想いを発信する娘さん
今はお店もSNS等でアカウントを持ち、情報を発信する時代。
ぬちぐすいのSNSを開くと、日々お店の開店情報や鮮魚の入荷情報、人気メニューなどの
美味しそうな写真が並んでいる。
儀間さんに話を聞くと「自分はガラケーで何もわからないので(笑)、お店の宣伝は娘に任せている」とのこと。
SNS等が苦手なお父さんに代わり、得意な娘さんがお店の広報を担う。
家族経営では当たり前のような図式にも見えるけれど、お父さんの料理を
より多くの人に味わってほしいという想いから娘さんが始めたこと。
ご家族でお店を盛り上げていこう!という気持ちが感じられるエピソードです。
大人気の「寿司ケーキ」誕生秘話
見た目にも華やかでパッと目を引く寿司ケーキ。
元々は、身内のお祝いの際にケーキをあまり食べない主役のために何かケーキに代わるものはないかな?
と考えて作ったのがはじまりだそう。
出来上がりを見た娘さんが「お店のメニューにしたら?」とメニュー化が決定。
SNSなどで宣伝すると徐々に注文が増え、今では大人気のメニューになっている。
注文を受ける際にも”何のお祝いなのか?””好きな海鮮は?”など、お客様の要望を聞いたうえで作るので1台1台異なる。また、土台も間に具材を挟んでおり、切り分けた時の断面も美しく見た目にも二度美味しい作りになっている。
お祝いと言えば”お寿司!”となりそうだけど、寿司ケーキも定番になりそうな予感です。
細やかな気遣いで人気のオードブル
沖縄ではお祝い事、シーミー(清明祭)やお盆、運動会など、とにかく人が集まるシーンでは欠かせないオードブル。
揚げ物が多いイメージのオードブルですが、ぬちぐすいのは一味異なる。
お寿司ケーキ同様に”どんな集まりなのか””子供が多い?””大人だけのおつまみ?”など、
お客様の要望を聞き取ったうえでメニューを考えて作られているそう。
例えば子供が多いときは、から揚げやエビフライなど子供が好きそうなメニューを多めにし、
大人が多い利用時にはおつまみ中心のメニューを多めになど、細やかな心遣いが詰まっている。
そんな評判を聞きつけて、名護市内だけでなく近隣の市町村からも注文が来る人気ぶり。
家族で訪れたいお店
先の寿司ケーキやオードブルのエピソードからも分かる通り、
「お客様に喜んでほしい」という想いが強い儀間さん。
そんな儀間さんの思いをご家族みんなで共有しながら、お客様にお届けしていくという
ご家族の絆が見える『ぬちぐすい』さん。
ぜひ皆さんも一度足を運ばれてみませんか?
詳細情報
店舗名 | 海産物料理『ぬちぐすい』 |
住所 | 名護市許田19番地 |
電話 | 0980-52-2787 |
OPEN | 11:00-19:00 LO |
https://www.instagram.com/nuchigusui75/ |
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