約200種類ものメニューがお出迎え!沖縄的ファミレス
沖縄自動車道の許田ICから国道58号を北に進むこと約5分、名護市に入るやいなや目を引く食堂が「名護曲レストラン」。沖縄美ら海水族館に向かうなら必ず通るロケーションにあります。立地の良さはもちろん、定番の沖縄料理からヒートゥといった名護ならではの珍味までそろい、まさに沖縄料理オンパレードの食事処。
沖縄料理ビギナーも、とにかくお腹がすいたハラペコさんもみんな寄っておいで! と言わんばかりのおもてなし精神で出迎えてくれます。
海岸沿いに建つカラフルな外観が目を引きます。名前の由来の名護曲(なぐまがい、なごまがいとも言う)は、まだ道路が舗装されない時代にあった、許田(きょだ)から東江(あがりえ)までおよそ8km続く曲がりくねった海岸沿道のこと。
今は走りやすく舗装されてなくなりましたが、険しくも美しい海岸だったそうですよ。
まるで民俗館!? 沖縄を感じるオブジェたちで飾られた店内
お店に入ると壁や棚、天井などに所狭しとディスプレイされた、沖縄らしい民芸品の数々。
名護では昔、イルカ漁がさかんだったこともあり、漁の様子をおさめた写真や、貝殻を使ったオブジェなどじっと見入ってしまうものばかり。
有名人やメディアに紹介記事もあり、長年愛されてきた歴史の面影があちこちにちりばめられています。
ここでしかお目にかかれないものもあり、ついつい写真をとってしまう絶好のフォトスポットです。
名護の特産品コーナーも設けられていて、食事の合間におみやげ選びできるのも好ポイントです。
定番からアレンジ料理まで目移りするような品ぞろえ
当店で特筆すべきは、そのメニューの種類の多さ。沖縄そばだけでも14種類あります!
このほか、じゅーしー(沖縄風炊き込みご飯)料理、ウチナー定食、汁物定食といった郷土料理から寿司といった和食、洋食メニューと隙のないラインナップ。お店のイチオシメニューはこちら。
あれこれ食べたい沖縄料理ビギナーにピッタリの御膳もの。
右上から時計まわりに刺身の味噌和え、クーブイリチー(昆布の煮付け)、イナムドゥチ(白味噌の汁物)、ニガナの豆腐和え、ジューシー、ジーマミー豆腐(ピーナッツ風味の豆腐)、もずく酢、おから、中央はラフテー(豚の角煮)の九品。オーソゾックスな沖縄料理が小鉢でちょこちょこ味わえる、満足度の高い定食です。
定番の沖縄料理のほかに、おなじみの食材を使ったアレンジメニューも好評で、テレビの旅番組で紹介されるほど人気メニュー。 長時間かけてじっくり煮込んだソーキ(豚のあばら肉)は、箸でもほぐれ、軟骨まで味わえるほどの柔らかさ! ソーキをじっくり煮込んだトマト煮はさながらビストロの味。まさに「てぃーあんだー」(料理をするときに手間ひまをかける、手塩にかけるという作り手の思いのこもったという意味)を感じる一品です。
他店ではなかなか味わえないアヒル汁やヒートゥ(イルカ)料理、クセの強い山羊汁などの珍メニューがそろう店として、地元でも重宝されています。とくにヒートゥは沖縄の中でも名護、そのなかでも限られた店しか提供してないので、食べる価値のあるメニューだと断言できます!勇気をもってレアメニューに挑戦してみるのも楽しいですね。 にんにく炒めや、竜田揚げなどの色んな調理法で提供しています。
席数もテーブル、座敷、カウンター席がトータルで160席も設けられ、一人での利用はもちろん、団体客やファミリー客にももってこい。あらゆる客層にも支持される「沖縄風ファミレス」的な名護のグルメスポットなので、気ままに訪れてみて下さいね。
詳細情報
店名 | 名護曲レストラン |
住所 | 沖縄県名護市世冨慶574 |
電話 | 0980-53-5498 |
定休日 | 無休 |
営業時間 | 11:00~21:00(L.O.) |
駐車場 | 無料 |
席数 | テーブル・座敷席160席 |
アクセス | 名護城公園から2km、名護市営市場から2km、許田ICから6.5km、那覇空港から70km |
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