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名護市営市場でゆるーく、やちむん体験はいかが？
「陶芸教室K」

名護市営市場の隣にある「陶芸教室K」さんは木のぬくもり感じる、親しみやすい体験スペース兼アトリエです。オープンは2019年9月。開店してまだ1年にも満たないですが、買い物客や隣のコーヒー屋さんやパン屋さんのついでに話しかけてくる常連さんがちらほら、なんともほんわかした雰囲気です。のどかなまちぐゎームードの中、やちむん体験してみませんか？

陶芸教室Kの店主の名前は岸本習太郎さん。大柄な体形と底抜けに柔和な笑顔が印象的な、まるで森のくまさんみたいな人です。結婚を機に奥さんの地元である沖縄に移住してきたのだとか。手掛ける陶芸はコロンとしたフォルムや手びねりで味のあるもの、施されたイラストも優しいテイスト。お人柄がやちむんにも表れています。

岸本さんにとってここは思い出深い場所。地元高校では名物先生として慕われていた宮城一夫さんのアトリエ兼店舗。岸本さんも宮城先生を師と仰いで、足しげく通っていた憩いのサロン的存在でした。

ところが2019年に宮城先生が急逝したことをきっかけに一念発起し、岸本さんが師匠の意を汲んでアトリエ兼体験教室をオープンしたのだとか。

リハビリテーション専門学校の事務員として勤めていた頃、通っている生徒や、隣接する作業所の利用者に陶芸指導をしていたという岸本さん。

その経歴もあって、分かり易く、製作のポイントを教えてくれるのが魅力です。初心者だからといって気兼ねすることなく体験できます、むしろビギナーさんにおすすめしたい！

手動のろくろを回しながら土をどんどん形作っていきます。土に触れているといつの間にか没頭、無心になれる時間を過ごすのもいいですよ。 土に触れる成形体験（２時間・2800円～）と絵付け体験（１時間・1500円～）といった体験メニューが用意されています。

仕上げに「75」の数字を入れて終了～！あとは岸本さんが窯に入れてくださって、焼きあがるのを待つのみ。数か月はかかるので気長に待つことにしましょう。県外の方は郵送対応しているそうです。飛び込みでも受付できますが、できれば事前に予約するのがおすすめです。旅の行程に合わせて気になる体験メニューをチョイスしてみて下さいね。

旅の余韻に浸りながら、自分で作ったやちむんが自宅に届くのを待つ時間も楽しいですね♪