乳幼児連れの旅なら「名護城公園」に行くべき7つの理由
乳幼児連れの旅でも大自然を楽しみたい!そんなファミリーにおすすめなのが、「名護城(ナングスク)公園」。公園と言っても、名護岳一帯の広大な園地にはやんばるの大自然が広がります。名護さくら祭りで賑わう南口付近は、そのほんの一部。車でも徒歩でも園内の各スポットへアクセス可能!やんばるの大自然を手軽に身近に体験できます。
①奇跡の森 やんばるを手軽に体験できる
世界自然遺産登録を目指す沖縄本島北部やんばるの大自然。“やんばる”(山原)とは沖縄の方言で大自然の多く残る地域のこと。沖縄を旅するなら、固有の自然を有するやんばるを体感しないともったいない!
でも乳幼児連れの旅だと、山奥まで入っていくのは絶対ムリ…と、選択肢から外してしまうファミリーも多いはず。名護城公園は町から近く、公園内の道路や歩道、各スポットがしっかり整備されていて安心安全。なのに、やんばるの大自然をちゃんと楽しめて、乳幼児連れご家族におすすめなんです。
整備されて乳幼児も歩きやすい自然遊歩道
ちびっこには何かが見えているのかな・・・
ヘゴやシダ、様々な動植物が息づくやんばるの自然。
② 広大なのに各スポットへのアクセスがいい
名護城公園内には広場や展望台、ビジターセンターなどが点在し、すべてが迷路のように道路や遊歩道でつながっています。ファミリーに嬉しいのは、各スポットに駐車場があり車でアクセス可能なこと。公園内には北口と南口(※)から車で入ることができます。
※注意:南口は橋工事のため3月まで通行止め。
行きたい場所に車を停めて、他のスポットまで自然遊歩道を歩いてみたり、気ままに散策したり。地図や案内板、自動販売機やトイレ、ベンチも多数配置されているので安心です。
名護城公園の園内マップ。5つのエリア、13か所のスポットがある。
案内板も随所に。
天上展望台のすぐ手前に広い駐車場があります
③子供の年齢に合わせて遊び場所を選べる
小学生位のウーマク(わんぱく)には長ーいローラー滑り台やアスレチック遊具のあるウーマク広場、のびのびと走り回る広々としたガンジュー広場など、子どもの年齢に合わせて遊び場所が選べます。 ウーマク広場の遊具は3歳以上が対象なので、乳幼児連れなら、遊歩道で降りていけるイジョーバル広場(車でも行けます)で「洞窟滑り台」がおすすめ。
眺望の素晴らしい天上展望台やさくらの園のお散歩も気持ちがいいですよ。
イジョーバル公園の洞窟滑り台!幅が広いからパパママのおひざに子どもを乗せて一緒に滑れます。
ウーマク公園のローラー滑り台。大人も絶対滑りたくなる!
④ どこからでも絶景!「映え」スポットだらけで大人も楽しめる
名護城公園の全域が名護湾に向かっていて、どのスポットからでも、名護湾に沿う名護の町、八重岳や嘉津宇岳、本部半島を望むことができ、子どもを遊ばせながら大人も楽しめます。子どもの笑顔と大自然、そして背景に広がる絶景で、「映える」写真撮影に熱中してしまいますよ!桜のシーズンは、背の低い緋寒桜が子ども目線に咲きほこります。抱っこしなくても、子どもが自分で桜を間近に楽しめますね。
町でタコスや沖縄天ぷらをテイクアウトしてくれば、公園内のお気に入りの拠点を見つけて、のんびりピクニックもおすすめ。
さくらの園からの景色。芝生に入れる箇所やベンチもあるので、桜に囲まれたピクニックは最高。
ビジターセンターからの景色
⑤名護湾に沈む夕日が織り成す魔法の時間帯“マジックアワー”が見られる
町の明かりがチラホラ灯り始める頃、夕日が名護湾へ沈んでゆき空や山や町を赤く染めていく様子はまさに絶景! 青からオレンジ色へのグラデーションが広い空を彩る時間帯を「マジックアワー」 といいます。日の入り時間をチェックして、1時間前にはお気に入りスポットを探しておこう。
名護から生まれたオリオンビールのクラフトビール「75ビール」の絵柄はマジックアワーの名護の町がイラストにモチーフ。絵柄と実際の景色を見比べてみて!
さくらの園でマジックアワー体験
75ビール
⑥子どもと一緒に珍しい動植物を発見できる
動植物の呼吸を感じる環境に、大人も子どももワクワク。 普段は見られない珍しい花や鳥を子どもと一緒に発見した喜びは忘れられない思い出になりますね。ビジターセンターでちょこっと勉強してから行くと散策の楽しさが倍増します。
ビジターセンターSUBACOのデジタルサイネージ(公園内の動植物が見られるタッチパネル式の大型モニター)。踏み台が備えてあってちびっこでも手が届くのが嬉しい!
★ネイチャーガイドさん直伝!★
お手軽に発見できるやんばるの動植物をちょこっとご紹介
【キノボリトカゲ】 発見できる時期:暖かい時期
全長20~30cm。体色を鮮やかな緑から褐色まで変化させる。
【イルカンダ】発見できる時期:3月~4月の春先
マメ科の植物。沖縄の方言で、イル=色、カンダ=カズラのこと。山奥に自生しており幻の植物とも言われる。・・・けど、名護城公園ではすぐに発見できるそう。
【アカショウビン】 発見できる時期:春先の朝夕
森林に生息するカワセミの仲間。赤いくちばしと体全体の赤色が特徴。なかなか姿は現わさないけど、朝夕によく鳴いているので“キョロロロ~”という鳴き声を探してみて(ビジターセンターでも鳴き声を確認できますよ)。
⑦子連れに優しいオシャレなビジターセンターがある
天上展望台近くにある「SUBACO(スバコ)」はおしゃれなカフェや雑貨を販売するショップ、休憩スペースがあるビジターセンター。施設横にはおむつ替えのできる新しくて快適なトイレもあります。2階の休憩スペースは飲食持ち込みOKなので、離乳食も食べられますよ。自由に読める絵本もあり、赤ちゃん連れに優しい施設。カフェでは、オリジナルソーダ等のドリンクも買えるので大人もちゃんと楽しめます!(カフェインフリーのハーブティは授乳中のママも嬉しい♪)
広い窓から絶景を堪能。子どもと一緒にストレスフリーに休憩できる。
シャボン玉やバードグライダーがあればもっと楽しい!思い立ったらここで買えます、森で遊べるおもちゃコーナー!
※さくら祭り期間中の通行について
名護城公園周辺は、さくら祭り期間中、交通規制されます。詳細は名護市観光協会WEBサイトへ。名護漁港から天上展望台までのシャトルバスが運行されますので是非ご利用ください。
【名護市観光協会】 https://nagomun.or.jp/
詳細情報
施設名 | 名護城公園 |
住所 | 沖縄県名護市 |
電話 | 0980-52-7434(名護中央公園管理事務所) |
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